東陽町の鍼灸治療 文優堂はりきゅう院

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院長ブログ

春は肝の季節。

2019.03.09

日増しに暖かさを感じる今日この頃

 

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

江東区東陽町の文優堂はりきゅう院の小野寺です。

 

 

暦の上ではもう春ですね。

 

 

東洋医学では

 

冬は腎、春は肝、夏は心・・という風に

 

五臓にそれぞれ関係する季節があります。

 

 

 

春は植物が芽を出し、虫たちは土の中から出てくるなど

 

万物が発生するときです。

 

 

 

 

古典では春の三か月のことを「発陳(はっちん)」といいます。

 

 

 

「発陳」の「陳」は古いものという意味で

 

「発陳」とは冬の間にため込んでいた古いものを外に出す、という意味です。

 

 

 

 

人間の体も自然界と同じように

 

春には体にため込んだ古いものを出してどんどん行動し、

 

発散させていく時期なんですね。

 

 

 

 

その陽気を発散させるために必要なのが

 

肝の貯えている血(エネルギー)です。

 

 

 

 

肝血が充分にあれば積極的に行動し

 

すばやく決断することができます。

 

 

 

 

反対に肝血が不足すれば疲れやすくなったり

 

決断力が鈍って迷いやすくなったり

 

思ったように動けなくてイライラしたりします。

 

 

 

さらに血が不足すると怒る元気もなくなって

 

くよくよしたり消極的になったりします。

 

 

 

このように春にしっかり働かなきゃいけない

 

肝が弱って血が不足したり停滞したりすると

 

発散できないために神経痛や筋肉痛や鼻炎が起こったり

 

消極的になっていわゆる五月病の原因にもなります。

 

 

 

経絡治療は鍼とお灸で

 

気血の流れを調整し

 

バランスを崩した五臓の働きを整えて

 

それらの症状を緩和していく治療法です。

 

 

 

春の体調不良でお悩みの方は

 

ぜひ一度お試しください。