皆様いかがお過ごしでしょうか。

江東区東陽町の文優堂はりきゅう院の小野寺です。

ここ東陽町でも今日は雪が降りました。

短時間でしたけれど、大粒のボタ雪でした。

どうりで寒いわけですね。

しかし春は着実に近づいているようで

来週は最高気温が１７度くらいになる日もありそうです。

本来なら気候も良く、気持ちのいい季節なのに

春になると煩わしい症状が出てきたりしますね。

例えば花粉症。

私も長い間だいぶ苦しみました。

花粉症の症状を五臓で考えると

水分代謝をつかさどる「脾」の働きに異常をきたした場合、

余分にたまった水分が

鼻水や涙となってあふれ出てきます。

「腎」の働きが弱まると冷えのぼせを

引き起こし、頭にこもった熱が

鼻つまりや目の痒みとしてあらわれます。

「肝」が正常に働かないと

ストレスで自律神経や免疫に影響を起こし

特に目や鼻で気や血のめぐりが悪くなって

花粉症の症状を引き起こします。

そして鼻や喉などの呼吸器をつかさどるのは「肺」であり

その働きが花粉症には大きく関係しています。

このように花粉症の原因にはいろいろなことがあります。

私の場合は冷えのぼせが強くて

鼻がつまり、

目が真っ赤になって痒みがひどく

頭がぼーっとしている状態でした。

おもに腎が弱っていたために

頭に熱がこもっていたのだと考えられます。

腎が弱れば他の臓にも影響があらわれ

全体のバランスが崩れます。

それによってさらにいろんな症状が

出てきてしまうんですね。

なのでそれぞれの働きを整えて

五臓のバランスをとっていくことが

経絡治療ということなのです。