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2013.11.01
ついに 今日から11月になりましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
江東区東陽町の文優堂はりきゅう院の小野寺です
早いもので今年もあと2か月を残すだけとなりました。
ついこの間まで「10月だっていうのに暑いねえ・・」
なんて言っていたのに、まったく驚きです。
なんか寒くなってくると気分が落ち込んじゃうっていうことは
誰にでもありますよね。
しかし落ち込んだ状態が長く続き、
日常生活に支障をきたすようになったら要注意です。
「冬季うつ病」というものがあるのをご存知ですか。
季節によって抑うつ状態が起こる「季節性感情障害」のひとつです。
この病の特徴は10~11月に起こって2~3月に治まる、
つまり冬だけうつ病になるということなんです。
その症状は、倦怠感や気分の低下に加えて過眠と過食、
つまりいくら寝ても眠い。
甘い物や炭水化物が欲しくなって
食欲を抑えられず、体重が増加してしまう。
こういった症状が特徴なんです。
なんだか不眠や食欲減退による体重減少などがよくみられる
一般的なうつ病とはかなり違いますね。
どうして冬になるとこのような症状が起こるのかというと
日照時間が短くなることで、体内時計が狂って
脳の活動が低下したりするらしいんです。
また日照時間が短くなると、神経伝達物質「セロトニン」の分泌量が減少するので
その不足を補うためセロトニン産生に必要な糖質を欲する、という説もあります。
実際冬の日照時間が短い北欧でもこの病気の人が多いらしいです。
経絡的に考えてみると食欲を抑えられないのは脾、
寝ても寝ても眠いという症状は肝とか脾の病症といえます。
それらの経絡のバランスをとっていくと
症状が改善されるわけです。
うつかもしれない、と必要以上に心配することはありませんが、
なんか眠気が取れないなあとか
甘い物がやめられない、とかいう症状があったら
重篤な症状になる前にはりきゅうを試してみてはいかがでしょう。
経絡治療でスッキリするかもしれませんよ。
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