東陽町の鍼灸治療 文優堂はりきゅう院

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院長ブログ

秋の体調不良。

2018.11.20

暑く長かった夏がやっと終わったと思ったら

 

あっという間に「年末が近づいてきている!」

 

と愕然とした今日この頃。

 

 

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

 

江東区東陽町の文優堂はりきゅう院の小野寺です。

 

 

東洋医学では人間の体も

 

自然界の影響を強く受けていて

 

自然とのバランスを保つことで

 

健康を維持していると考えます。

 

 

 

秋は空気が乾燥しやすく

 

「燥邪(そうじゃ)」の影響を受けやすくなります。

 

燥邪とは自然界から体に入る病気の原因とされるもののひとつです。

 

 

 

 

燥邪の影響を1番受けやすい臓器は「肺」です。

 

肺は鼻やのど、気管支などとつながっているため

 

特に「肺」を中心とする呼吸器系の不調に注意が必要です。

 

 

 

燥邪の最大の特徴は「乾燥」です。

 

燥邪が体内に侵入すると

 

肺の潤いが不足し、肺の機能が低下して

 

体全体に様々な不調が現れます。

 

 

 

のどや鼻の乾燥、乾いた咳、粘りのある痰、口の渇きなどの

 

呼吸器のトラブルのほか

 

皮膚の乾燥や痒み、体内(大腸)の潤い不足から

 

便秘しやすくなったりという事もあります。

 

 

 

またやる気が出ない、動くとすぐに汗をかく、風邪をひきやすい

 

といった症状もみられます。

 

 

 

日常の生活では、乾燥を防ぐために

 

加湿器や濡らしタオルなどを使い

 

空気を乾燥させないようにしましょう。

 

 

 

水分補給もしっかりと

 

あとは着るものを上手に調節して

 

寒暖の差に備えましょう。

 

 

 

漢方などでは白色の食材は肺を潤すとされています。

 

ゆりね、白ごま、ハスの実、だいこん、レンコン、豆腐、

 

杏仁、白ネギ、白菜、銀杏などの食材がおすすめです。

 

 

 

簡単にできる養生法としては

 

深呼吸があります。

 

深呼吸は気の流れを良くしますし

 

呼吸器を鍛えることにもなるので

 

是非行っていただきたい養生法のひとつです。

 

 

 

東洋医学では現在の体調は一つ前の季節の養生によって

 

つくられるものと考えています。

 

 

 

秋に体調を整えることは

 

冬を元気に過ごす準備にもなります。

 

寒い冬に備えるためにも心身ともにしっかり養生しましょう。