東陽町の鍼灸治療 文優堂はりきゅう院

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院長ブログ

心の話。

2013.06.06

梅雨入りをしたとはいうものの、あまり雨が降りませんが

皆様いかがお過ごしでしょうか。

しかし暑いですね。もうすっかり夏って感じです。



今日は「心」の話です。

「こころ」ではなく「しん」と読みます。

東洋医学の考え方の五臓の 肝・心・脾・肺・腎 の中の「心」です。



夏は五行の中では 木・火・土・金・水 の「火」に属し

五臓では「心」に関係します。




心は活動的でエネルギーの元である熱を多く持っています。

心臓は常に動いていますよね。

だからエネルギーが必要なんですが、とはいえ熱がこもり過ぎると病気になってしまいます。

そのために心は適度に汗を出したりして熱を発散し

夏の暑さに負けないようにしているのです。





あと夏は苦いものを食べるといいっていいますよね。

苦味の食材は引き締めたり固めたりする作用があり、体の熱を冷まして

熱でオーバーヒートしやすい心の高ぶりを鎮める作用もあります。


ゴーヤとかピーマンとか、フキなどの山菜なんかもいいですね。

あとビールも苦味があります。

夏にビールが美味しいのはそういったわけもあるんですねえ :-P 

でもビールは適量を超えると熱に変わってしまいますので飲み過ぎにはご注意を。



もし心に熱が多くなってしまった場合に出てくる症状といえば

熱のために深い呼吸ができなくなったり、のぼせたり、手足がほてったり

または動悸や息切れ、不整脈や口渇、夜間尿なんていうのもあります。

さらに心は舌・脈・毛を主るといわれていますので

舌の動きが悪くなったり、味覚異常になったり、円形脱毛症になったりします。




以前全身を栄養するエネルギーを「気血」と言いましたが

心はこの「血」を生むところであるといわれています。

血の陽気がなくなれば血色が悪くなり、あるいは肌にツヤがなくなります。

逆に多くなれば、のぼせたりほてったりして顔が赤くなったりするというわけです。





また心は五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・皮膚感覚)および意識活動を主るといわれているので

それらに関係する、たとえば耳鳴りや目の異常、物忘れなどにも影響が大きいです。




つまり心の働きを調整することができればこれらの症状が改善されていくということなんですね。
(もちろんそれだけではありませんが)



前回、肝の感情は「怒り」だといいましたが心の感情は「喜び」です。

喜びは一般的にいい感情ですけど、喜び過ぎは良くないこともあります。

嬉しいとき、気分が上がるって言いますよね。

喜び過ぎると気がたくさん上がって心に熱が多くなり過ぎるっていうことなんです。




「喜び過ぎると気がゆるむ」といいまして、集中力がなくなったり

人の言うことに耳をかさなくなったり、不眠になったりします。

そして深刻な場面でも笑ってしまうとか、ヘラヘラするとか

躁鬱の躁のような状態になる傾向があります。

逆に心に熱が不足するときは鬱のような状態になりやすいです。




本来は自分自身の体の働きで気血の調整をしているんですが

大きな感情の動きだとか、生活習慣や過度の労働、食事や暑さ・寒さなどの

さまざまな原因によって自ら調整することができなくなり

バランスを崩してしまう状態を東洋医学では「病」と考えます。




そういったときに、バランスを崩している臓腑、経絡をみつけ

鍼灸によって気血の調整をして健康な体を取り戻すお手伝いをする。

それが経絡治療なのです。



夏を元気に過ごすために苦いものと鍼灸治療を

試してみてはいかがでしょう。